うちには実にたくさんのトロフィーがある。みな夫がテニスで取ってきたものである。タンスの上でホコリをかぶっているが、取ってきた夫にすればかなり愛着のあるものらしい。3月の震災の際、被害を受けたのはこれだけだった。つまりタンスの上からドサドサ落ちて、壊れたもがあったのである。トロフィーの上に乗っている人間の腕が折れたりということだ。私は買ったばかりのパソコンを押さえるのに必死で、トロフィーなどどうでもよかった。トロフィーはとった人間にとってのみ意味のあるものなのだろう。
日本航空(JAL)は22日、徳島−東京(羽田)線の機材を10月30日から大型化し、乗客や貨物の輸送力を増強すると発表した。
JALによると、運航する6往復のうち3往復を、従来の機種より100席以上定員が多いボーイング767(261席)に変更。貨物の輸送力も体積比で3倍以上になるという。
JALは、昨年10月末に全日空(ANA)が同区間で運航再開したことを受け機材を小型化したが、搭乗率が回復傾向にあることから大型化に踏み切る。7月の搭乗率は67%だったという。
同区間では、ANAが今年10月30日から増便することを既に発表している。【阿部弘賢】
8月23日朝刊
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社会人野球の第36回全日本クラブ野球選手権大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)に2年連続3回目の出場を決めた福井ミリオンドリームズ(福井市)の川藤龍之輔監督(64)と友田幸宏主将(27)が22日、毎日新聞福井支局を表敬訪問した。
川藤監督は、4強入りした前回大会を踏まえ、「ほとんど同じメンバーで、試合の流れを覚えている。一戦一戦、持っている力を出し切れば、いい試合が出来る」と自信をのぞかせた。友田主将も「緊張感はなく、試合に集中できそう。優勝を目指し、前回大会以上の成績を残したい」と抱負を語った。
今大会は9月9日から4日間、埼玉・西武ドームと東京・大田スタジアムの2会場で開かれる。【上野宏人】
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おなかに新たな命が宿っている、とわかったのは県内が一面の雪に覆われていたころ。順調に育って、兵庫県姫路市の実家で出産休暇に入るため福井を離れます。
農業の取材では、野菜のおいしさに感動。ヤギの出産に立ち会って命の誕生を初めて見て胸が熱くなることもありました。また、県内の被爆者からは、体験やその後の壮絶な生き様、原爆への怒りをうかがいました。一方、福井市の市営住宅の入居要項が外国籍の人について「(日本語での)コミュニケーションがとれること」と規定している問題は、いまだに改善されず、残念な気持ちでいっぱいです。
妊娠後の取材では、福井の人の温かさに何度も助けられました。つわりで気分が悪くなり、道ばたで動けなくなっている時に「大丈夫」と声をかけて励ましてくれた女性がいました。さっと座る席を用意してくれる方もいました。他にもさまざまな配慮をしていただき、取材を続けることができました。
2年半はあっという間でした。福井で出合ったテーマの取材は、まだまだ十分ではありません。記者として復帰した時には、できれば再挑戦したいと思います。本当にありがとうございました。【幸長由子】
8月23日朝刊
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◇福井の玄さん、関さん
富山市の富山県民会館で開催中の第63回毎日書道展北陸展(毎日新聞社、毎日書道会主催)は第2日の22日、出品作家による席上揮毫(きごう)会が行われ、富山、福井両県の書家6人が、独自の制作手法を披露した。
揮毫したのは、毎日書道展会員の▽田町悠俊さん(富山県射水市・漢字)▽高畠八奈美さん(同県入善町・近代詩文書)▽玄千恵子さん(福井市・前衛書)▽織田翠苑さん(富山県射水市・近代詩文書)▽関恵山さん(越前市・大字書)▽上田和栄さん(富山県高岡市、前衛書)の6人。
玄さんは3種類の墨を使い分けて「日日是好日」を現代風に表現。関さんは東日本大震災の被災地へのエールを込めて「援」の1文字を豪快に書き上げた。
この日は富山県内の高校書道部員116人も団体で訪れ、計約300人の観客が、各書家ごとの多彩な書作に見入っていた。県立呉羽高1年、高木菜月さんは「筆の持ち方、使い方、紙の中の空間の使い方などがとても素晴らしく、表現の幅が広がった」、高岡第一高2年、笠井翔平さんは「普段見られないような制作風景で、勉強になりました」と感激していた。
また、今年度当番審査員の江幡春濤さん、千葉半〓さんの作品解説会もあった。同展は25日まで。【青山郁子】
◇「筆は自分の心出せる」 千葉半〓さんが作品解説
会場では千葉半〓・毎日書道展参与会員(敦賀市)が作品解説を行った。全国巡回作品を前に、「筆は自分の心を出すことができる。広い空間の中に激しい自分の気持ちを表現している」と説明。さらに、「すった墨は粒子が細かくなるか粗くなるかで、絵の具より多くの色、微妙な変化を出せる。筆は、握り方次第で字が震えないようにできる。紙質の違いで、にじみやかすれを出すなど多彩な表現になる」と分かりやすく書道全般について解説した。
解説を聞いた勝山市の主婦、竹内敏子さん(69)は「今まで何気なく書いていましたが、墨や筆、紙を選ぶことで、自分の目的や気持ちに合うように表現する大切さがよく分かりました」と話していた。
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【今日の作品解説会】<今年度当番審査員>午前11時=葛巻瑞法(坂井市)▽午後1時=水口香魚(富山市)。約30分間、富山県民会館1階美術館で
8月23日朝刊
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